先月末、引っ越す前に7年ぶりにキムチを漬けてみました。
以前漬けた時は、キムチというより日本の浅漬けという感じになってしまい、
主人の感想も「んーー、まぁ食べれない事はないね」と一口食べただけで
その後決して私の漬けたキムチに箸はのびてきませんでした。
主人は何も言わないのですが、ものすごい気難しい人で、
キムチは美味しいキムチしか食べないのです。
お義母さんからは「キムチは嫌いだから食べない」と伺っていたのですが、
いえいえ、嫌いなのではなくて、美味しいキムチしか食べないのです。
と言う事は、お母さんのキムチは美味しくなかったのだけど、
お母さんが真心を込めて漬けたキムチなので
「まずいから食べない」と言う事ができず、
嫌いだという様子を装って食べなかったようなのです。
だから食堂などに行って、美味しいキムチが出てくると
「美味しい美味しい」と連発しながらモクモクと食べています。
そんな主人に美味しいと認められるキムチが
日本人の私なんかに漬けれる訳がないとはなっから決め付けて
今まで漬ける気にもならなかったのですが、
何故か急にキムチが漬けてみたくなって白菜を一つだけ買ってきて漬けてみました。
そして、いよいよ食卓に出したのですが、
日本人のお母さんがキムチを漬けたという事で
まず子供たちがびっくりして大喜びしてくれました。
そして、お味の方は。。。
うん、自分で言うのもなんですが、意外と美味しく漬かっています。
これならキムチらしい味がします。
見た目もキムチっぽく出来上がってます。
そして、いよいよ難関の主人の前に出してみました。
「今日のキムチ、私が漬けたのよー」
明るい笑顔でさりげなくアピール。
息を殺して、何気ない様子で一緒に食事をしながら主人の箸の行方をずーーっと追います。
ご飯を一口食べて、箸がそのキムチにのびてきました!
そしてキムチはおもむろに口の中に滑り込んで行きます!!
何食わぬ顔をしながら食事をしつつも、私の視線は主人の箸に釘付けです。
もう一口ご飯を口に入れ、さぁ!次にその箸の行方は!!!
緊張の一瞬です。
すると!
なんと、私の漬けたキムチに延びていくではありませんか!!!!
そして、おかずを食べるその中間にキムチを何回も食しているのです。
これは感動です。
本当に奇跡です!!
主人が私のキムチが美味しいと認めたと言う事になります。
「このキムチ、私が漬けたのよぉ。美味しい?」
と確認すると
「うん、美味しいね。」
と無理なく返答が帰ってきました。
ジーーン。。。
美味しいって。
私もやっと嫁らしい嫁になれた気分です。
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